3年かけて通訳案内士(英語)資格取得を目指すブログ

30代男性が通訳案内士(英語)の資格取得を目指し、モチベ維持のために行っている自己満ブログです。

【受ける前にまずは知ろう】英検2級の試験内容って?

こんにちは。たのっちです。

 

前回に引き続き英検2級の記事です。

まず私自身がどんな試験なのかよく分かってませんので、記事にしながら把握しちゃおうというものです。何をやるにもまずは情報収集から!これを読めば英検2級の概要が分かって、どんな対策をとればいいか明確に。という記事になればいいなぁ。

 

f:id:tanocchi001:20210103185359p:plain

 

 

英検2級の流れと構成要素

前回お伝えしましたが、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4項目が構成要素となります。

まずは出題内容や傾向を把握し、しっかりとした準備をしたいのですが、まずはその前に全体の流れからご紹介。

 

英検本試験の流れ

本試験では一次試験がリーディング、ライティング、リスニング。二次試験がスピーキングになります。一次試験に合格しないとスピーキングには進めず、2日間で合否が判定されます。

一次試験はリーディング、ライティングセクション85分+リスニングセクション25分の計110分の試験です。リーディング、ライティングは時間内であれば自由に配分を決めることができます。

二次試験はスピーキング。約7分間で、面接という形でやり取りをする形になります。

 

英検CBT試験の流れ

一方CBT。コンピューターで行う試験の方では、4科目を一日で終えることとなります。

まずはスピーキング。約15分で、マイクに向かって話すこととなります。面接官は存在せず、録音して採点という形です。

続いてリスニングを25分。その後、リーディング・ライティングという流れです。

今月S-CBTで試験を受ける予定ですので、この辺りは試験後に詳しくまとめたいと思います。

 

ここからは実際どんな問題が出る?どんな対策が必要ということをまとめていきます。

 

 

試験内容

今回は本試験(CBTじゃない方)をベースにまとめていきますが、おそらくCBTでも内容は変わらないのではないかと思ってます。各科目ごとにご確認ください。

転載NGのため過去問はこちらからご確認ください↓↓

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/solutions.html

 

リーディング

リーディングは3つのパートに分かれます。

・短文の語句空所補充

会話文や短文の中に当てはまる語句を選ぶ問題です。単純な意味を問う問題や熟語、時制などを問う問題が主なものかなぁと思います。語彙力をつけることが1番の近道です。テキストなどひたすら準備するだけですね。

 

 

・長文の語句空所補充

2種類の長文があります。何かのトピックについての文章がEメールです。これは長文の内容一致選択でも一緒です。文書の意味が通じる選択肢を選ぶ問題ですが、接続詞や語彙のまとまりが出るような印象です。長文の内容でわからない部分があっても、前後の文章から判断することができます。私の解き方としては、まず全体の文章の内容を確認してから、選択肢に目を通し、その選択肢に注意を払いながら、再度文章を読むようにしています。まずはどういう文書なのかを把握することが重要だと思います。

 

・長文の内容一致選択

こちらも長文の内容は語句空所補充問題と一緒です。問題は長文の内容に関しての質問があり、長文の内容にあった選択肢を選ぶものです。まずは問題文を見てから文書の読みこみに入ります。問題文からどんな文書なのかはおおよそ把握ができるので、その内容の所になったら注意深く読み進めましょう。問題文の回答となる選択肢までは見る必要はありません。言い換えなどがよく使われますので注意しましょう。

 

ライティング

英語で書かれたトピックに対して、80〜100字前後で文章を作成するものです。トピックに対して意見を述べ、その理由を2つ書くこととなっています。トピックは基本的にどっちつかずというかどっちでも意見が述べられるような問題になっています。ただ闇雲に書いても読みづらい文書になるだけですのでしっかり構成をしましょう。

まずは自分のyesかnoの意見を書く。→その理由を列挙する→まとめとして最後にまた自分の意見や推測などをまとめとして書く。

という構成がいいと思います。日本語で考えれば簡単ですよね?

例えば2020年11月実施の過去問を日本語に訳すると

「若者は自分の将来についてもっと時間を使って考えるべきか?あなたの考えを書きなさい」

 となっています。

それに「教育」、「収入」、「能力・技術」という観点から文書を書くことをお勧めしますよ。と言われています。練習段階ではまずは日本語で考えてみましょう。

例えば、

「私は若者は将来についてもっと時間を使って考えるべきだと思う。それは将来やりたいことが決まっていれば、それに向けて学習をすることができるからだ。ゴールが明確であればそれに向かって教育を受けることが効率が良い。なので将来について時間をとって考えることは重要である」

みたいな文書を英語にしてあげればいいのです。まずは日本語で意見が言えないと難しいと思うので、意見をまとめることは慣れておいた方がよさそうですね。これはスピーキングの試験でも活きます。

 

リスニング

リスニングも2つのパートに分かれます

 

・会話の内容一致選択

2人の会話を聞いたのち、その内容に関する疑問文が読まれます。それに対する回答を4つのうちから選びます。

問題用紙には4つの選択肢しかのっていないので、会話の内容を覚えて、それに対する疑問文もしっかり聞き取る必要があります。その際、できれば問題用紙の選択肢を先読みしておきましょう。それによってどんな内容の会話になるか予想ができます。予備知識があるかないかって結構違うので、1、2個でも読めればかなり正答率が上がるはずです。

 

・文の内容選択一致

ナレーターによる文章が読まれます。それに関する疑問文が読まれますので、適切な回答を選びます。基本は前パートと一緒です。

選択肢を先読みし、なんとなく内容を推測しておきましょう。

 

リスニングセクションで重要なことは、わからない問題、聞き取れない問題はスパッと諦めることです。 わからなくても4分の1で当たります。それより迷っているうちに次の英文が流れてしまったり、先読みができない方が問題です。今読まれている問題に集中しましょう!

 

 

スピーキング

スピーキングはあいさつなどのやりとり+音読+4つの質問で構成されています。流れは決まっているのでしっかり把握をし、事前にイメージトレーニングしておきましょう。

 

・あいさつとか退出とか

普段から英語に慣れていればなんてことないのですが、英語を話すって意外と緊張します。最初でつまづいてその後を引きずらないようにしましょう。流れはちゃんと声に出して練習しておきましょう。必ず声に出すことをお勧めします。

 

・音読

あいさつが終わったら英文とイラストがのっているカードを渡されます。そのカードを黙読後、音読パートです。音読の際にわからない単語があるとしましょう。その場合は自信を持ってなんとなくで読みましょう。私は面接官をやったこともないですし、むしろ2級も持っていませんので、どれだけ点数に影響があるかはわかりません。でも自信なさげにうやむやに知らない単語を読むと、その後自分が動揺すること間違いなしです。英語を話すためには自信を持つことです。ちょっと発音がおかしい日本語って理解できますよね?それと一緒で、ちょっと発音がおかしい英語って普通に通じるんです。通じないのは自信がなく小さい声だから単に聞き取れないとかの場合の方が大きいんですよね。話がそれましたが、動揺せずわからない単語も気にせず読んじゃいましょう。

 

・質問の内容

質問はカードに関係する問題3問と全く関係ない問題1問の計4問で構成されています。

1問目は「文章によると〜」という疑問文がきます。カードに書いてある内容についてhowで問われる疑問文になることが多いようです。回答方法はほぼほぼ限定されますね。とりあえず過去問で対策をしておきましょう。

2問目はイラストの描写です。3コマのイラストを英語で描写します。その際、この文章で初めてね。と言う文章が指示されます。これも練習あるのみですが、時制には気をつけましょう。基本的に過去の内容になるので過去形になることを念頭においてください。

3、4問目は意見を伝える内容です。3問目はカードに関係する内容です。4問目は関係ない質問に自分の意見を言うと言う形です。感覚としてはライティングの問題に近い部分があると思います。同意か否定で入って、その理由を答える。みたいな感じですね。まずは過去問をやって、日本語でスムーズに意見が言えるかどうかは確認しておいた方がいいですね。パッと言えないようなら、英語で時間稼ぎできるようにしておかないといけないので。

とにかくスピーキングは自信を持たないとどんどんダメになっていきます。間違っても引きずらない。その心持ちで臨みましょう。

 

 

合格点について

やはり気になる合格点、英検では4科目それぞれにスコアがつけられ、各技能650点満点です。

1次はリーディング、ライティング、リスニングで1,520点以上。2次は スピーキングで460点以上で合格です。点数だけでいったら1次は約8割、2次は約7割で合格ですね。意外とキツイ印象です。

さて、英検はCSE2.0という基準でスコアの算出がされます。それ何?と思う人がほとんどだと思います。ぶっちゃけよくわかりません。で公式HPで見る限りだと、2級以下は各技能6割程度の正答率の方が合格しているとのこと。バランスが大切なようです。よくわかりませんが、6割程度でも合格するよと覚えておけば良いでしょう。

  

 

おわりに

 

こんな記事書いてますが、2級を持ってるわけでもなんでもなくて、過去問とか対策本を読んだだけなので、実際に過去問をやったり、テキストをみるのをオススメします。

こういった試験は、事前にどんな問題が出るかを知っておくことが非常に重要ですからね。私はCBTで受験予定なので、そちらの情報もまたまとめて記事にしますね。

 

引き続きよろしくお願いいたします。